Category Movable Type Tips,WEB Tips Update 2011.06.02
Macintoshでローカルにチェック環境を作るときには
MAMPやXAMPPを利用されている方が多いと思うのですが、
Movable Typeを導入するには若干癖があり
XAMPPを利用されている方も多いのではないでしょうか。
しかしインストールしたてのXAMPPにはImageMagickが導入されておらず、
Movable Typeの画像加工系のプラグインで若干支障がでてしまいます。
そこで今回は導入までの手順をご紹介します。
まずはパッケージの管理の為にMacPortsをインストール
ここから最新版のMacPortsのDMGをダウンロード
私はMacPorts-1.9.2-10.6-SnowLeopard.dmgを選択しました。
落としたDMGをマウントしパッケージをインストール。
インストール後、パスを通す為にホームディレクトリの.bash_historyを
エディタで開き以下を追加
# MacPorts Installer addition on xxxx-xx-xx_at_xx:xx:xx: adding an appropriate PATH variable fo export PATH=/opt/local/bin:/opt/local/sbin:$PATH # Finished adapting your PATH environment variable for use with MacPorts.
となっているので
export MANPATH=/opt/local/man:$MANPATH
を追加し保存終了。
ターミナルを起動し、下記のコマンドを入力
sudo port selfupdate
↑とりあえず最新にアップデート
sudo port -v sync
↑リストを更新
port search imagemagick
↑imagemagick があるかチェック
Found 5 ports.等出ればOK
$ sudo port install ImageMagick
↑まずは ImageMagickをインストール
(けっこう時間かかります。)
port search ImageMagick +perl
↑ImageMagick +perl のチェック
Found 5 ports.等出ればOK
$ sudo port install ImageMagick +perl
ImageMagick +perlをインストール
(これも若干時間かかります。)
その後にDB関連のモジュールをインストールします。
(列記します。)
$ sudo port install p5-dbi $ sudo port install p5-dbd-mysql $ sudo port install p5-dbd-sqlite $ sudo port install p5-dbd-sqlite2
せっかくなのでオプションで使用するモジュールもついでにインストール。
(列記します。)
$ sudo port install p5-gd $ sudo port install p5-crypt-dsa $ sudo port install p5-archive-zip $ sudo port install p5-xml-atom $ sudo port install p5-mail-sendmail
MTのperlパスが
#!/Applications/xampp/xamppfiles/bin/perl
になってる場合は下記
$ sudo mv /Applications/XAMPP/xamppfiles/bin/perl /Applications/XAMPP/xamppfiles/bin/perl_BackUp $ sudo ln -s /opt/local/bin/perl /Applications/XAMPP/xamppfiles/bin/perl
MTのperlパスが
#!/usr/bin/perl の場合は下記
$ sudo mv /usr/bin/perl /usr/bin/perl-backup $ sudo ln -s /opt/local/bin/perl /usr/bin/perl
現状使用しているperlを非使用に設定し、
MacPortsでインストールしたディレクトリに設定。
最後にmt-config.cgiにDBSocketを追加
DBSocket /Applications/xampp/xamppfiles/var/mysql/mysql.sock
以上で設定が出来るはずです。